カトラリーと合わせるために作られたステンレス箸『Tsuru(ツル)』
近年、海外のドラマなどでも「チャイニーズ」「コリアン」と並んで、当たり前のように「スシ」という言葉が聞かれるようになりました。また、何処で習うのか不思議ではありますが、海外の方でも器用に箸を使っておられるシーンも良く見かけます。
そんなことも手伝ってか、数年前から「箸」のニーズが高まってきました。
今回目指したコンセプトは「カトラリーと合わせるための箸」。
箸にも実に様々な商品がありますが、基本的に箸というものは「箸のみで完結すること」を前提に作られているように思います。
普段何気なく使っていますが、箸は「持ち上げる」「すくう」「切る」という役割を、単体である程度こなすことが出来る高機能な食具。
これに加え、日本人の器を持ち上げる作法を組み合わせると、汁物ですら匙(さじ)が必要ないシーンがままあります。事実、懐石料理などでもお皿は変わっても、箸だけは終始手元に残りますし、よほどのことがない限り、あまり困ることはないかと思います。
しかしながら、近年フレンチやイタリアンでも箸を使うことが増えてきました。この時の箸の立ち位置は「コースの中のカトラリーの一つ」。上記のようにスタンドアローンな存在ではありません。
であるなら、「ナイフやフォークなどと組み合わせるための箸」が必要ではないか、という考えに行き着くのは自然なことではあります。
そんな背景から生み出されたのが、この「ステンレス箸/Tsuru(ツル)」。
単体で見るとさながら串か針のようですが、この細さがカトラリーの洗練されたラインを邪魔せず、違和感なく並べられることに寄与します。
使い心地も最初こそ戸惑うかもしれませんが、細いからこそ狙いが付けやすく、慣れるとストレスなく使うことが出来ます。
手に持った時のシルエットが、さながら首をもたげた鶴のように見えることから「Tsuru(ツル)」という名称に。
カラーラインナップはシルバー、ブラックに加え、古い真鍮のような重厚感があるナチュラルゴールドの3色。
<シルバー>
<ブラック>
<Nゴールド(ナチュラルゴールド)>
<Samuraiマットシルバー使用>