『ティースタンド』のご紹介
ホテルや大きなカフェの楽しみの一つが「アフタヌーン・ティー」。
香り高い紅茶と共に、色とりどりのセイボリーやスイーツが華やかにスタンドを彩る姿は、何か絵本の中に迷い込んだかのような非日常的な気分にさせてくれます。
元々はイギリスの上流階級の嗜みであったこの文化。客人をお茶でもてなす午後のひとときは、ただの休憩という意味合いを超えて、一つの社交の場としての側面を持っていたのだそう。日本でも上方の武士たちは茶の湯を一つの嗜みとして好みましたが、これも同じ意味合いがあるのかもしれません。
そんなアフタヌーンティーに欠かせないのが、ティースタンド。
小ぶりなエタージェラを用いたり、サービスが大変なほど大きなスタンドまで実に様々。SNSの普及した現代では各ホテルの顔となる存在として、とても力を入れられるアイテムとなっています。
今回ご紹介する『ティースタンド』はそんなアフタヌーンティーに使えるスタンド。
でも、このアイテムはアフタヌーンティーメニューを持つ大きなホテルだけでなく、レストランにも取り入れるメリットがあります。それこそシェフがお一人でやられているお店や居酒屋、焼肉店などにこそ、おすすめかもしれません。
1. 縦方向への展開
あまり意識をすることはありませんが、お皿やカトラリーをテーブル上に並べるのは「横方向」の配置と言えます。
テーブルのサイズやお店の床面積は簡単には変わらないので、単純な横配置だけだと、自ずと対応できる客数やサービスの仕方、使えるお皿のサイズなど、お店としてのキャパシティが決まってくるわけです。
ただし、これはテーブルの上にお皿を並べた場合のお話。お店の空間というのはテーブル上の「平面空間」だけでなく、上下の「縦空間」もあります。
名称こそ「ティースタンド」ですが、このアイテムの真骨頂は『お皿の高さを上げることで、床面積毎の盛り付け量を増やすこと』。
都市部のビル開発と同じように、建てられる面積が狭いなら上へ、高く。
例えば、1皿×2回で出していた料理が、上下に並べて出すことが出来たら1回のサービスで済みますし、見た目にもボリュームが増すことでしょう。写真映えもします。
焼肉店ならお肉を盛り込むのもおすすめ。岡持ち+ステーションの要素も兼ね備えているので、配膳の手間も減らしてくれます。
「広告効果」+「人的な負担減」に有効です。
2. 収納性が高い
これは大きなホテルであっても同様かと思いますが、どうやっても課題になるのが「バックヤード問題」。1つなら小さいアイテムでも、店舗での運営となるとそれが何台も必要となるわけで、当然のことながら、その置き場所が必要となります。
この時に大きなアドバンテージとなるのが「折りたたみ可」や「組み立て可」、「スタッキング可」という要素。
スタンド状態のみだと出してすぐに使えるメリットこそありますが、当然かさばります。折りたたむことが出来れば、必要なスペースはその1/3ほど。(折りたたみ式ティースタンドの場合。)
<ラインナップのご紹介>
○折りたたみ式ティースタンド2段、3段 サイズ=275×275×350mm(2段)、275×275×500mm(3段) 共に展開時
剛性の高いステンレス製の折りたたみスタンド。標準仕様は200〜245mmくらいまでのお皿が入る仕様になっています。
標準色は「マットブラック」ですが、色やプレート対応サイズ、持ち手のデザインなど、色々とカスタマイズが可能*なので条件に合わない場合はご相談頂ければカスタムモデルをお作り出来ます。
*ある程度、数がまとまらないと単価が上がる可能性がございます。ご了承ください。
*下画像のシルバーモデルとピンクゴールドモデルは特別色なので通常在庫はしておりません。
○ハウス型アミューズスタンド サイズ=230×140×300mm
上の折りたたみ式より少し小ぶりなスタンド。一見、華奢に見えますがこちらもステンレス製なので、剛性は十分。
キットになっている木製プレートと合わせると森の中のような雰囲気になりますが、かっちりしたボックスやガラスなんかを入れるとまた違う雰囲気になります。
一見するとかさばりそうな雰囲気ですが、実は前後でスタッキングが可能。かなり省スペースな設計にしてあります。
名前の通りアミューズや小菓子を入れても良いですし、ナッツなどを盛り込んでラウンジで使われるのもお勧めです。もちろんアフタヌーンティーにも良いですね。
※今回の掲載品は今のところオンラインストアでのお取り扱い予定はございません。お求めの場合はお手数ですがお問い合わせフォームよりお知らせ下さいますようお願い申し上げます。